親知らずって？

「親知らずを抜いたらすごい腫れた」
親知らずを抜くのが大変だったという話をよく聞きますが、親知らずとはそもそもどこにある歯なのでしょうか？
一番奥にある、前から数えて8番目にある歯で、「第三大臼歯」が正式な名称です。
10代後半～20代前半に生えてくるため、親が知らない間に生えてくるので「親知らず」と呼ばれます。
この親知らず、歯磨きが行き届かず虫歯になりやすいのです。

親知らずを抜くべきか？抜かないべきか？

現代人のアゴは食生活の変化により、狭くなってきています。
どうして狭くなったのでしょうか？
軟らかいものばかり食べていることで、骨への刺激が不足し、アゴの成長が促されないからです。
スペースのないところへ最後に生えてくる親知らずは、曲がって生えてきたり、歯ぐきの中で横に向かって生えることがあり、それが原因で痛むのです。
どのような場合に抜いたほうがいいのか？抜かないほうがいいのかは悩むところですが、目安として、以下のようなケースは抜歯をお勧めします。

1.親知らずが一部だけ出ていて、汚れがたまりやすい
2.横向きに生えて歯磨きができてなく虫歯になっている
3.手前の歯を親知らずが押していて痛みを感じる

お口の状況や生活環境は患者様ごとに違います。
口腔外科が得意な当院院長が、状況を診て、ご相談の上、最もよい方法をご提案いたします。
餅は餅屋、歯の事は歯医者、気になっていましたら気軽にご相談ください。